AIコネクタ(MCP)とは
MCP(Model Context Protocol)に対応した外部のAI(Claude・ChatGPT など)から、NotePM のページやノートを検索・参照・作成できるようにする機能です。
AIとの会話の中で「NotePM の○○の手順を教えて」「議事録を NotePM に書いて」といった操作ができるようになります。
- NotePM 内でAIを使う「NotePM AI」機能とは別の機能です。NotePM AI の有効/無効とは関係なく利用できます。
- AIコネクタ経由のアクセスも、NotePM にログインしたアカウントの閲覧権限に従います。閲覧できないノート・ページはAIからも参照できません。
- AIコネクタ経由の操作内容はアクセスログに記録されます。
操作できる権限
| オーナー | 管理者 | ユーザー | ゲスト | 参照専用ゲスト | |
|---|---|---|---|---|---|
| 設定画面(AI設定)の閲覧 | ◯ | ◯ | ✕ | ✕ | ✕ |
| 設定画面(AI設定)の更新処理 (AIクライアントの追加・編集・削除・接続解除) |
◯ | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ |
| AIコネクタ経由での参照(読み込み) | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| AIコネクタ経由での作成・更新(書き込み) | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ✕ |
設定画面(AI設定)は管理者以上で閲覧できますが、変更できるのはオーナーのみです。
AIコネクタ経由の操作でも、NotePM の画面と同じ権限が必要です。実際にアクセスできる範囲は、AI側から接続したアカウントの閲覧権限と、オーナーが設定したスコープの、両方の範囲内になります。ユーザーの招待やグループの作成など、NotePM の画面で管理者以上が必要な操作は、AIコネクタ経由でも管理者以上のアカウントでしか実行できません。
設定の流れ
AIコネクタを使い始めるまでの流れは、大きく次の3ステップです。
| 作業 | 実施する人 | 説明 | |
|---|---|---|---|
| 1 | NotePM でAIクライアントを登録する | NotePM のオーナー | 接続URLとクライアントIDを用意します。 |
| 2 | AI側にコネクタを追加する | AIエージェント(Claude / ChatGPT)の管理者 | 組織・ワークスペース全体で使えるコネクタを用意します。 |
| 3 | 各利用者が自分のアカウントで接続する | MCPの利用者 | AI側から NotePM にログインし、アクセスを許可します。 |
設定前の確認事項
-
IPアドレス制限を利用している場合
IPアドレス制限が有効なチームでは、AIコネクタ経由のアクセスも制限の対象になります。外部のAIサービスからのアクセスは固定IPになりません。
管理者メニューの[その他]>[IPアドレス制限設定]で「AIコネクタ(MCP)経由のアクセス」を[許可する]に設定してください。許可した場合、AIコネクタ経由のアクセスはIPアドレス制限の影響を受けません(許可したIPアドレス以外からもアクセスできます)。許可しない場合、IPアドレス制限を有効にしているチームではAIコネクタを利用できません。
AIクライアントの設定方法
AIクライアントの設定方法は、製品ごとに異なります。以下のページを参照してください。
| AIクライアント | 管理者の設定手順 | 利用者の設定手順 |
|---|---|---|
| Claude | Claude(管理者向け) | Claude(利用者向け) |
| ChatGPT | ChatGPT(管理者向け) | ChatGPT(利用者向け) |
| Microsoft 365 Copilot | Microsoft 365 Copilot (管理者向け) | Microsoft 365 Copilot (利用者向け) |
| Gemini Enterprise | Gemini Enterprise(管理者向け) | Gemini Enterprise(利用者向け) |
上記以外のMCP対応クライアントから接続する場合は、クライアント側の設定画面で次の値を設定してください。
| AI側で設定する項目 | NotePM側で確認する値 |
|---|---|
| MCPサーバーのURL(リモートMCPサーバー) | AI設定 > AIコネクタ(MCP)の「接続URL」 |
| OAuthのクライアントID | AIクライアント一覧の「クライアントID」 |
| OAuthのクライアントシークレット | 使用しません(空欄のまま) |
| リダイレクトURI(コールバックURL) | AI側の値を、NotePMのAIクライアントに登録します |
AIコネクタでできること
許可したスコープの範囲で、以下の操作ができます。
| 対象 | 読み込み | 書き込み |
|---|---|---|
| ページ | 検索・詳細取得 | 作成・更新 |
| ノート | 一覧・詳細取得 | 作成・更新・アーカイブ・アーカイブ解除 |
| フォルダ | 一覧 | 作成・更新 |
| コメント | 一覧 | 作成・更新・削除 |
| タグ | 一覧 | 作成・削除 |
| 添付ファイル | 一覧・ダウンロード | ―(対応していません) |
| ユーザー | 一覧・詳細取得・自分の情報取得 | 招待・復元 |
| グループ | 一覧・詳細取得 | 作成・メンバーの追加/削除 |
チーム情報の取得は、スコープの設定にかかわらず管理者以上のアカウントで実行できます。
よくある質問
Q. NotePM AI機能を有効にしていないと使えませんか?
いいえ。AIコネクタはNotePM AI機能とは独立して動作します。
Q. AIから、閲覧権限のないノートの内容を読み取れてしまいますか?
いいえ。AIコネクタ経由のアクセスも、NotePM にログインしたアカウントの閲覧権限に従います。
Q. 誰がどんな操作をしたか確認できますか?
はい。AIコネクタ経由の操作はアクセスログに記録されます。
Q. IPアドレス制限を使っています。そのままAIコネクタを利用できますか?
IPアドレス制限を有効にしている場合、[IPアドレス制限設定]で「AIコネクタ(MCP)経由のアクセス」を許可する必要があります。
Q. 呼び出せる回数に制限はありますか?
あります。AIコネクタ経由のアクセスは1ユーザーあたり1分間に60回まで、NotePM API 全体では1ユーザーあたり1分間に120回までです。上限を超えた場合は、しばらく時間をおいてからお試しください。
Q. 退職などでユーザーを削除した場合、そのユーザーのAIからのアクセスも止まりますか?
はい。削除したユーザーのトークンは使用できなくなります。
Q. アカウントごとに接続を解除できますか?
いいえ。解除はAIクライアント単位です。[接続を解除]を実行すると、そのクライアントに接続しているアカウントすべてが再度の認可を求められます。
Q. クライアントシークレットはどこで確認できますか?
AIコネクタではクライアントシークレットを発行していません。AI側で入力を求められた場合は空欄のままにしてください。
Q. AIクライアント側で「コネクタを追加」しただけで使えますか?
いいえ。利用者ごとに NotePM へのログインと認可([許可する])が必要です。